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黄砂 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 2006年4月、北京を襲った黄砂嵐の跡。車に砂が積もっている。(ニュース) 風に乗った黄砂が写る衛星画像、2001年3月21日黄砂(こうさ、Yellow sand、Asian dust)とは中国大陸の砂漠の砂が砂嵐によって上空に巻き上げられ、偏西風に乗って飛来し、地上に降り注ぐ現象のことである。エアロゾルの一種とされる。
日本では気象庁により、大陸性の土壌粒子によって視程が10km以下になる現象と定義されている。主な発生源としては、東から黄土高原、ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠がある。
黄砂は、大気汚染物質などと一緒に大気中に長くとどまり、周辺の雲の色を茶色く変色させ、農作物への被害が指摘されている褐色雲をつくる事もある。大規模な黄砂が発生したときは、気象衛星などの画像に写り込むことがある。
黄砂の量は、発生地の天候に左右される。発生地で降水量が多いとその後の黄砂は減り、逆に降水量が少ないと、黄砂が増える。
大量の場合は視界が悪くなったり洗濯物が汚れたりといった被害も発生する。気候によっては冬場でも発生し、これが雪に混じると積雪が黄色く見えることもある。近年その発生が増加傾向にある。中国での過剰な放牧や耕地拡大などがその増加の原因の一つとの説もあり、環境問題としてとらえられる場合もある。
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