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細胞核 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 細胞核(さいぼうかく、nucleus)とは、真核生物の細胞を構成する細胞小器官のひとつ。
(1) 核膜 (2) リボソーム (3) 核膜孔 (4) 核小体 (5) クロマチン (6) 細胞核 (7) 小胞体 (8) 核質イギリスの植物学者ロバート・ブラウン(Robert Brown、1773年12月21日 - 1858年6月10日)により発見される。
通常は単に核ということが多い。遺伝情報であるDNAが含まれており、DNAの遺伝情報は核でRNAに転写される。細胞分裂時には、核内のDNAは凝集し、染色体と呼ばれる棒状の構造をとり、細胞分裂後の2つの細胞に分かれて移動する。その後、それぞれの細胞では、再び核が形成され、染色体が消失、DNAが核内に広がる。
通常、核は細胞に1つある(例外は後述)。また核内には1つ以上の核小体がある。細胞の他の部分(細胞質)とは、核膜と呼ばれる2層の脂質二重膜によって隔てられており、核と細胞質間で物質輸送が行われるときには、核膜に空いた多くの穴、核膜孔を通って行われる場合が多い。
核内には、糸状に連なったDNA分子が結合蛋白質と複合体を構成しながら散らばっており、クロマチン(chromatin)あるいは染色質と呼ばれる。染色質の名前は、ヘマトキシリン染色などの染色をした細胞を光学顕微鏡で観察すると、核内が濃く染色されることから、クロマチンは大きく2種類に分けられる。
ユークロマチン(euchromatin)、あるいは真生染色質 - RNA転写活性が高く、DNAがよく広がり、多種の蛋白質と共存する部位 ヘテロクロマチン(heterochromatin)、あるいは異質染色質 - 遺伝子発現が不活性化され、DNAと結合蛋白質の複合体は凝集されたままの状態になっている部位
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