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「中国」 中国は「国の中心」を意味し、本来は特定の民族、国家を指す語ではないが、古くから「四夷(夷=未開人、蛮族)」の中心地域に中原漢民族が居住していたことからこの名称が用いられてきた。国名としてはもっぱら王朝の名前が使われたようであるが、1912年に中華民国が成立してから後は、中華人民共和国・中華民国のそれぞれの国号の略称にもなった。
「中華」 本来「華」は「夷」や「戎」などの蛮族に対して、優れた文化を持った者を意味し、黄河の流域に都市国家を築いて漢民族を形成していった人々によって自称として用いられた。ここから、「中心の国に住む優れた文化」という意味の「中華」や、その持ち主という意味の「華人」という呼称が生まれ、中華人民共和国・中華民国の国号や「華僑」という言葉はこれに由来している。
「絹」に由来する呼称 古代ギリシアでは、中国の特産品である絹を意味する「セール(σηρ)」という言葉から派生した「セレス」という呼称が使われていた。しかし、やがて後述する「チーナ」に由来する「スィーン」が伝わるとその系統の呼称に取って代わられた。
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