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寿命 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 寿命(じゅみょう)とは、生物の生命。またその長さ。単純には、生まれてから死ぬまでにかかる時間のことである。転じて、工業製品が使用できる期間など、様々な物質や物体の消滅、あるいは破壊までの時間を言うこともある。
目次 [非表示] 1 一般的用法 2 生物学的用法 2.1 単細胞生物の寿命 3 人間の場合 3.1 平均寿命 3.2 国別平均寿命ランキング 4 関連項目
[編集] 一般的用法 一般には、人間が生まれてから死ぬまでの時間のことを寿命という。しかし、この長さには非常に個人差があり、生まれてすぐ死ぬ人間もいれば、100年も生きる人間もいる。しかし、極端に短い場合、大抵は事故であったり、病気であったりと不本意な理由があるから、「あれさえなければもっと生きていたろうに」というふうに考えるものである。したがって、人間は特に問題がなければ老人になって衰えて死ぬものだとの考えから、老衰で死ぬことを寿命と言うことが多い。80歳の人が死ねば、大抵は「寿命だからね」と言われる。
[編集] 生物学的用法 我々の見る生物の個体はすべて老化して死ぬものであるから、人間と同じように寿命を考えることができる。ただし、単細胞生物などではこれが当てはまらない場合がある。少なくとも多細胞生物は寿命があると言っていいだろう。その長さは様々であるが、もっとも長いのは多分樹木である。
老化に至る時間は生物の種によって大きく異なるが、それぞれにほぼ一定である。条件を整えてやればより長生きするにせよ、それにも限界はある。したがって、その限界をもって寿命と考えることができる。
ただし、生態学ではそういう風には考えない。たとえばアユを海水で育てると2年以上生き延びることが知られている。そこで、アユの寿命は実は2年くらい、というのは確かに正しいのであるが、実際の河川では、アユはほぼすべて1年で死亡する。その限りではアユの寿命が2年というのは実現されない数値であり、意味がないと考えられる。そこで、条件を整えてやった場合に実現する寿命を生理的寿命、その生物が実際に生活している場で見られる寿命を生態的寿命として区別する。
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