|
カキ (植物) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 カキ 分類 界: 植物界 Plantae 門: 被子植物門 Magnoliophyta 綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目: カキノキ目 Ebenales 科: カキノキ科 Ebenaceae 属: カキノキ属 Diospyros 種: カキ kaki 学名 Diospyros kaki L. 英名 Persimmon Sharon Fruit® 柿園柿(カキ、学名: Diospyros kaki L.、英名: Persimmon、Diospyros とは「神の食物」という意味)は、カキノキ科の落葉樹。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生している。雌雄同株であり、6月ごろに白黄色の地味な花をつける。果実は秋に橙色に熟す。幹は家具に加工でき、実は食用となり、葉は茶の代わりに飲むことがある。未熟の果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。現在では世界中の温暖な地域で果樹として栽培されている。
成熟した果実のヘタを乾燥したものは、柿蒂(シテイ。「柿蔕」とも)という生薬でしゃっくり・鎮咳・鎮吐に用いられる。
果実は古くから水菓子として親しまれ、「柿の花」は夏、「柿」は秋の季語である。以下の俳句は、あまりにも有名。
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 (正岡子規) 日本から南蛮貿易を通じてヨーロッパに伝わったことから学名にもKAKIの名が使われる。
英語で柿を表す「Persimmon」の語源は、アメリカ合衆国東部の先住民のアルゴンキアン語族(Algonquian languages)の言葉で「干し果物」を意味する名詞「ペッサミン」であり、先住民がアメリカガキ(Diospyros virginiana L.)の実を干して保存食としていた事実に基づく。近年欧米ではイスラエル産の柿(渋抜きした「Triumph」種)が「シャロンフルーツ(Sharon Fruit®)」という名称で流通するようになったため、柿は「Persimmon」よりも「Sharon Fruit」として市販されていることが多い。なお、「シャロンフルーツ」は登録商標であり、イスラエル産以外の柿を「シャロンフルーツ」として販売することは違法である。
目次 [非表示] 1 生産 1.1 日本国内の収穫量 2 品種 3 渋抜きの方法 4 柿の実の利用 5 柿の葉の利用 6 柿の木の利用 7 柿渋の利用 8 画像 9 関連項目
[編集] 生産 国際連合食糧農業機関 (FAO) の統計データ(2005年)によると、全世界におけるカキの生産量は、256万1732トンである。このうち、72%を中国一国が生産(183万7000トン)している。次いで、韓国(25万トン)、日本(23万トン)、ブラジル(15万トン)、イタリア(5万1000トン)、イスラエル(4万トン)である。以上6カ国で生産量の99.8%を占める。他にニュージーランド(1300トン)、イラン(1000トン)、オーストラリア(650トン)、メキシコ(450トン)などの諸国でも生産されている。地域別ではアジア州が92%、南アメリカ州(ブラジルのみ)が6%、ヨーロッパ州(イタリアのみ)が2%という比率である。
柿は、北海道と沖縄県を除く日本の全県で栽培がされており、柿の栽培面積が多い県は和歌山県、奈良県、福岡県の順である。
|