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クオリア 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 この項目では感覚質について説明しています。SONYの音響・映像機器ブランドのクオリアについてはQUALIAをご覧ください。 波長 630-760 nm の光が網膜に入射すると現れる、赤のクオリアクオリア(複数形 Qualia、単数形 Quale)または感覚質 とは、何らかの感覚刺激を受け取ったときに生ずる意識体験の内容のことを指す。たとえば「赤さ」は、特定の波長の光という感覚刺激が目を通じて受け取られたときに発生する、意識体験の具体的な内容のことであり、クオリアの一種である。誤解を恐れず、もっと簡単に言ってしまうと、クオリアとは日常用語でいう「感じ」のことである。「イチゴのあの赤い感じ」「空のあの青々とした感じ」「二日酔いで頭がズキズキ痛むあの感じ」、「面白い映画を見ている時のワクワクするあの感じ」など。
こうした非常に身近な概念であるにも関わらず、クオリアは科学的にどう位置づけられるべきものなのか、現在もほとんど何も分かっておらず、クオリア問題または意識のハードプロブレムと呼ばれ、科学的・哲学的な一大問題として広く注目を集めている。
哲学の側では、古来からの哲学的テーマである心身問題を議論するさい中心的な役割を果たす概念として、心の哲学(心身問題や自由意志の問題などを扱う哲学の一分科)を中心にその詳細が議論されている。同時に科学の側では脳科学、認知科学といった人間の心を扱う学術分野を中心にクオリアという語が頻繁に使用される。
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