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フォン・ベーア (von Baer) による脊椎動物の胚の比較。初期胚には形態的な類似性が見られる。左の4つは魚類、両生類、爬虫類、鳥類。右半分は哺乳類。右端がヒト。胚(はい、独,英: Embryo)とは多細胞生物の個体発生における極初期の段階の個体を指す。胚子ともいう。

文脈や生物種によって胚とされる期間がことなる。昆虫の場合など、一般には卵から孵化するまでを胚と呼ぶ。ただし、脊椎動物、特にほ乳類の場合は、大まかな形が作られると胎児(胎仔)と呼ばれる。植物では受精卵が種子の中である程度成長するまでを胚と呼ぶ。

動物の場合、初期の細胞分裂を卵割と呼び、その分裂様式から等割、不等割、盤割、表割などと分類する。管轄によって生じた細胞を割球と呼び、相対的な大きさから大割球、中割球、小割球と呼ぶことがある。

卵割が進むと、次第にその生物の構造が出来上がる。孵化する時期は動物によって異なるので、どの程度の体のしくみができるまでを胚というか、というような定義はない。

古典的な動物発生学ではウニやカエルの胚がよく用いられていた。現在では観察技術の発達から、線虫やショウジョウバエといった小さな対象や、アフリカツメガエルやゼブラフィッシュ、マウスなどさまざまなモデル生物を対象とすることができるようになった。














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