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日本語 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 日本語 [[nʲihoŋgo]] 話される国 日本など(「分布」の節参照) 地域 東アジアなど 話者数 約1億3000万人(日本の人口をもとにした場合の概数) 順位 9 言語系統 論争あり
孤立した言語 日本語族 日本語 公的地位 公用語 日本国(事実上) パラオ共和国アンガウル州 統制機関 特になし 日本国政府(事実上) 言語コード ISO 639-1 ja ISO 639-2 jpn ISO/DIS 639-3 jpn SIL JPN
日本語(にほんご、にっぽんご)は、主として、日本列島で大和民族によって使用されてきた言語である。日本国の事実上の公用語として、学校教育の「国語」で教えられる。使用者は、日本国内を主として約1億3千万人。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 目次 [非表示]
* 1 特徴 * 2 分布 * 3 系統 * 4 音韻 o 4.1 音韻体系 + 4.1.1 母音体系 + 4.1.2 子音体系 o 4.2 アクセント * 5 文法 o 5.1 文の構造 o 5.2 文の成分 + 5.2.1 修飾語の特徴 o 5.3 品詞体系 + 5.3.1 自立語 + 5.3.2 付属語 o 5.4 名詞の格 o 5.5 活用形と種類 * 6 語彙 o 6.1 分野ごとの語彙量 + 6.1.1 人称語彙 + 6.1.2 音象徴語彙 o 6.2 指示語の体系 o 6.3 語種 o 6.4 単純語と複合語 * 7 表記 o 7.1 字種 o 7.2 方言と表記 * 8 文体 o 8.1 普通体・丁寧体 o 8.2 位相による文体差 * 9 待遇表現 o 9.1 敬語体系 + 9.1.1 尊敬語 + 9.1.2 謙譲語 + 9.1.3 丁寧語 o 9.2 敬意表現 * 10 方言 * 11 歴史 o 11.1 音韻史 + 11.1.1 母音・子音 + 11.1.2 ハ行転呼 + 11.1.3 音便現象 + 11.1.4 連音上の現象 + 11.1.5 外来の音韻 o 11.2 文法史 + 11.2.1 活用の変化 + 11.2.2 係り結びとその崩壊 + 11.2.3 終止・連体形の合一 + 11.2.4 可能動詞 + 11.2.5 受け身表現 o 11.3 語彙史 + 11.3.1 漢語の勢力拡大 + 11.3.2 サ変動詞・形容動詞の増大 + 11.3.3 外来語の勢力拡大 o 11.4 表記史 + 11.4.1 仮名の誕生 + 11.4.2 仮名遣い問題の発生 + 11.4.3 漢字・仮名遣いの改革 o 11.5 文体史 + 11.5.1 和漢混淆文の誕生 + 11.5.2 文語文と口語文 o 11.6 方言史 o 11.7 日本語研究史 + 11.7.1 江戸時代以前 + 11.7.2 江戸時代 + 11.7.3 近代以降 o 11.8 海外の日本語 * 12 日本語話者の意識 o 12.1 変化に対する意識 o 12.2 若者の日本語 + 12.2.1 若者言葉 + 12.2.2 若者の表記 o 12.3 日本語ブーム o 12.4 日本語特殊論 * 13 辞書 * 14 脚注 * 15 関連書籍 * 16 関連項目 * 17 外部リンク
[編集] 特徴
日本語の文は、「主語・修飾語・述語」の語順で構成される。修飾語は被修飾語の前に位置する。また、名詞の格を示すためには、語順や語尾を変化させるのでなく、文法的な機能を示す機能語(助詞)を後ろにつけ加える(膠着させる)。これらのことから、言語類型論上は、語順の点ではSOV型の言語に、形態の点では膠着語に分類される(「文法」参照)。
日本語の音韻は「っ」「ん」を除いて母音で終る開音節言語の性格が強く、また多くの方言がモーラを持つ。アクセントは高低アクセントである。現代では変ったが、古代の日本語(大和言葉)では、原則として
1. 「ら行」音が語頭に立たない(しりとり遊びで「ら行」で始まる言葉が見つけにくいのはこのため。「らく(楽)」「らっぱ」「りんご」などは古来の日本語でない) 2. 濁音が語頭に立たない(「抱(だ)く」「どれ」「ば(場)」「ばら(薔薇)」などは後世の変化) 3. 同一語根内に母音が連続しない(「あお(青)」「かい(貝)」は古くは [awo] [kapi, kaɸi])
などの特徴があった(「系統」および「音韻」参照)。
方言の面では、日本の東西と琉球地方で大きく異なる。また、ある方言では消失・変質した文法や語彙、音韻などの要素が、他の方言では古形からさほど変化せずに残っていることも多い。方言の様態は多様であるが、東京方言など中央の方言の影響力が強いこともまた特徴である(「方言」参照)。
他の多くの言語と異なる点としては、まず、表記体系の複雑さが挙げられる。漢字(音読みおよび訓読みで用いられる)や平仮名、片仮名のほか、アルファベットなど、常に3種類以上の文字を組み合わせて表記する言語は無類と言ってよい(「字種」参照)。また、人称表現が「わたくし・わたし・ぼく・おれ」「あなた・あんた・きみ・おまえ」などと多様であるのも特徴のうちに数えられる(「人称語彙」参照)。
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