無脊椎動物の肺
節足動物門クモ型綱の場合:書肺と呼ばれる器官を持っているものがある。カブトガニの腹部にあるひれ状の付属肢には、書物のページをバラバラにして立てたような、ひだが並んだ構造の鰓があり、書鰓と呼ばれる。これを腹部腹面のくぼみに入れ、付属肢でふたをした構造が書肺である。サソリの場合、書肺は腹部の体節ごとに1対づつある。クモ類では、原始的なトタテグモ類は2対、普通のクモ類は1対もつ。書肺が1対のクモ類では、ユウレイグモ科など一部を除いて昆虫と相似の気管系を併用している。体サイズの小さな節足動物では、肺のような血液循環に依存した呼吸器よりも、気管系のような体組織に直接酸素を届ける呼吸器のほうが効率がよいことが知られている。
軟体動物門腹足綱の場合:カタツムリなど、陸生種を含む有肺類では、殻の入り口近くの外套膜の下に、空気の出入りできる腔所があり、ここで空気呼吸する。これを肺という。通常の腹足綱では鰓を収納している外套腔に空気を吸い込むようになったものである。空気の出入り口は、殻の口のそば、体の側面に1つだけある。有肺類にはモノアラガイのような淡水生種やカラマツガイのような海生種も知られており、これらも同様に水面に浮上して、あるいは干潮時に肺呼吸を行う。有肺類以外の腹足綱でもヤマキサゴ、ヤマタニシ、アシヒダナメクジのような陸生種やスクミリンゴガイのような貧酸素になりやすい淡水に生息する種にも空気呼吸するものがあり、これらも外套腔に空気を吸い込んでガス交換を行えるようになっている。
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とおるさん家のつるきち(ハモペット) * URL [編集] 【 2006/01/01 00:30 】
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